大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

公開日: 更新日:

「二刀流だからこその1000億円契約」

 一方、大谷が2度目の右肘手術を受けたのは2023年9月。昨年のワールドシリーズで脱臼した左肩を手術したものの、右肘手術からはすでに18カ月が経過しており、投げることができる状態にあるのは確かだ。

 球団の指示でキャンプ中のブルペン中断に納得したとはいえ、昨オフには「もちろんなるべく早く復帰するところに焦点を当てたい。開幕というのが、選手としては一番早いところではあると思う」と早期の二刀流復帰に意欲を示していた。エンゼルス時代には疲労の蓄積でカラダが痙攣しながら投げ続けたほど。そんな「投げたがり」の大谷がなかなか投手復帰させてもらえないことに、ストレスを感じていても不思議ではない。

「球団もロバーツ監督も、チームがプレーオフに進出した暁には、大谷に投打でフル回転してもらうに越したことはない。でも、球団が大谷と10年1000億円超の超大型契約を結んだのは、あくまで二刀流プレーヤーとして評価したからこそ。1年でも長く、投打両面で活躍してもらいたい。今季は手術明けで、投手としての完全復帰は来季以降になる。54本塁打、130打点で2冠を達成し、MVPを獲得した昨季同様、今季は極力、打者に専念してもらったほうが、チームとしては助かるというわけです」(同)

 いくら大谷が投げたいと思っても、今季のカラダの状態次第では、投手復帰がかなわない可能性すらありそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状