日本ハムに立ちはだかる「ソツなし」オリックスの意外に高い壁…打撃陣の戦術の差が得点力の差に

公開日: 更新日:

 本拠地エスコンフィールド北海道で西武相手に1勝2敗で負け越した日本ハム。14試合を終えて8勝6敗の2位とまずまずのスタートを切ってはいるものの、眼前には同じく14試合で10勝3敗1分けで首位を快走する岸田オリックスが立ちはだかっている。

「そのカベは意外と高そうです」とは、コーチ経験のある球界OBだ。

「日本ハムは14試合で犠打ゼロという超攻撃的野球を続けています。チーム15本塁打はリーグトップで、個々の選手の走塁意識も高い。しかしこの西武3連戦は相手投手を打ちあぐねて計5得点。淡泊な攻撃に終始した。チーム打率.234はリーグ4位で、少ないチャンスをいかに点につなげるかが課題でしょう。一方のオリックスは、日本ハムとは対照的にチーム打率.309、66得点ともにリーグトップ。12犠打もトップで堅実な攻撃で相手投手にプレッシャーをかけている。各打者が狙い球を絞ってファーストストライクから積極的に振りにいきながら、2ストライクに追い込まれてからも粘り強い打撃を徹底している。攻撃陣の戦術の差が得点力の差として表れているといえます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償