他球団が注視するDeNAとソフトB「データ分析」の意外な共通点…敵軍視察はリモートワークの時代へ

公開日: 更新日:

「昨年からデータ解析システムのホークアイが全12球団に導入された。今まで先乗りが調べていた投手ごとの配球、打者ごとの打球方向などもすべてデータとして仕入れることができ、遠征に行かなくとも映像でチェックできる。データ野球で先を行くメジャーでも、データを重視する球団は出張費などの経費削減もあり、先乗りに当たるアドバンスドスカウトや、編成に当たるプロスカウトを次々と解雇した。今でも先乗りを置く球団はあるが、減っているのは事実。今年のDeNAソフトバンクの結果次第では、日本でも先乗りを廃止する球団が出てくるかもしれない」

 データ化が加速する日本のプロ野球も、分岐点を迎えているようだ。

  ◇  ◇  ◇

 近年、スポーツ界では科学的アプローチの導入が著しく進んでいる。中でも注目を集めるのが、「二刀流」として世界を席巻する大谷翔平の動作解析だ。日本におけるバイオメカニクス研究の第一人者で、ネクストベース社・上級主席研究員を務める神事努氏が、投手と打者の両面からその卓越した身体動作を徹底的に分析してくれた。

●関連記事【スポーツ科学で読み解く二刀流】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」