“金満”LIV支援ツアー「ずっと継続して」とプロ熱望の必然…衰退する国内男子ツアーとは正反対

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 15日開幕の関西オープン(滋賀・日野GC=7035ヤード・パー70)は、1926年に始まった日本最古のオープン競技。今年で90回目を迎える。歴史はあるが、賞金総額8000万円、優勝賞金1600万円というのは、国内大会の中では低額といえる。

 比較するのは酷だが、日本で初開催された前週の「インターナショナルシリーズ・ジャパン」(千葉・カレドニアンGC)の賞金総額は200万ドル(約2億9600万円)。優勝のL・ハーバートが手にした額が36万ドル。日本円で約5320万円は、関西オープン勝者の3倍以上。2位タイの杉浦悠太(17万3000ドル)の約2560万円にも劣る。

 インターナショナルシリーズとは、LIVゴルフに出資するサウジアラビア政府系ファンドが支援するアジアツアーの高額賞金大会。同ツアー18試合のうち10試合が行われる。今年の国内大会には156人の出場枠に31人のJGTO(日本ゴルフツアー機構)選手が参戦した。大会側は来年も日本で開催したい意向のようで、JGTOの選手はもちろん大歓迎だが、開催されるかは未定だ。

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