巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

公開日: 更新日:

ティマはとんでもない打球を飛ばす

「加えて、巨人はポスト坂本勇人の問題も抱えている。先日、不振による今季2度目の二軍落ちとなり、引退も遠くない。岡本と坂本の後継者育成が急務の中、阿部監督の頭の中にいるもうひとりが育成のティマ(20)だろう。ドミニカ共和国から来日して5年目。リチャード同様、パワーと飛距離は超メジャー級と言っていい。昨季は二軍でイースタン2位の15本塁打をマークしたが、とにかくとんでもない打球を飛ばす。

 今季はここまで二軍35試合で打率.264、5本塁打、18打点といずれもリーグの上位。日本ハム打撃コーチ時代に万波を覚醒に導いた矢野二軍打撃チーフコーチの指導を受け、確実性も増してきている。外野手登録だが、一塁も守っているからこちらも『ポスト岡本』の候補。一塁と三塁を守れるリチャードとともに本格化すれば、岡本と坂本の抜けた穴を補って余りある可能性を秘めているのは確かだ」

 もちろん、期待通りに才能が開花しての話ではあるが……。ちなみに、前日13日の巨人デビュー戦でいきなり本塁打を放ったリチャードは昨14日の広島戦では、3打数無安打だった。

  ◇  ◇  ◇

 今回のトレードは「問題児交換」とも言われるが、得をしたのは果たしてどちらの球団か。巨人でバッテリーコーチや二軍打撃コーチを務めた評論家の秦真司氏に尋ねると、各々の選手の特性を踏まえた上で専門家としての答えが返ってきた。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償