ドジャース大谷の3年連続本塁打王に超強力ライバル…ベテラン2人が「新規大型契約」狙い目の色変える
シュワーバーは2年の契約延長を拒否
22年のナ・リーグ本塁打王(46本)でフィリーズのDHであるカイル・シュワーバー(32)は今季も健在。大谷に次ぐナ・リーグ2位の18本塁打を放って東地区首位のフ軍打線を牽引している。今季が4年契約の最終年で、FA市場の目玉の一人に位置付けられている。地元メディアなどによれば、今季開幕前にフィリーズから提示された2年の契約延長を拒否。本人は4年1億ドル(約143億円)規模の大型契約を見据えているという。
15本塁打で同3位タイのダイヤモンドバックスのエウヘイニオ・スアレス三塁手(33)はレッズ時代の19年、リーグ2位の49発を放った実績を持ち、過去4年間で3度、30本塁打以上をマークしている。30本塁打を放った昨季後半は、大谷の25本に次ぐ20本を量産し、終盤戦で勝負強さを発揮した。今季で8年契約が満了し、シュワーバー同様、FA市場に打って出る。
シュワーバー、スアレスとも今オフ、好条件を手にするため、目の色を変えてタイトルを狙っている。
大谷は大型契約をもくろむ2人の長距離砲とレギュラーシーズン最後までデッドヒートを強いられそうな雲行きだ。
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ところで、投手として順調にリハビリを勧めている大谷だが、二刀流復帰するのはいつ頃なのか。ドジャースの投手陣はケガ人が続出し、まさに投壊状態。猫の手でも借りたい状況だが、それでも大谷の出番はプレーオフになりそうだという。いったいどういうことか。いま、ド軍で何が起きているのか。
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