両リーグ最速20号のドジャース大谷が挑む「確率7.8%」の超難関…そして「真のナ・リーグ記録」更新は?
ドジャース・大谷翔平(30)は小休止といったところか。
日本時間29日のガーディアンズ戦は3打数無安打で日本勢初の4試合連続本塁打はならなかった。チームは4-7で敗れた。
前日、ヤンキース・ジャッジ、フィリーズ・シュワーバーらのライバルを抑えて両リーグ最速の20本塁打に到達。開幕から55試合目で20本塁打以上に達したのは延べ64回あり、ド軍では1951年のギル・ホッジス、2019年のコディ・ベリンジャー(現ヤンキース)に次いで3人目。3年連続本塁打王を目指す大谷は今後、極めて確率の低い偉業達成に挑むことになる。
直近では23年にメッツの主砲アロンソが同期間に20発を放ちながら、最終的にブレーブス・オルソン(54本)らに次ぐ46本に終わり、本塁打王を逃したように、意外にもタイトル獲得に至らなかったケースは少なくない。