元横綱白鵬の「6.9暴露会見」に相撲協会戦々恐々…あることないこと含め、どんな爆弾発言飛び出すか

公開日: 更新日:

貴乃花の前例

 前例がある。2018年9月25日に行われた、貴乃花親方(元横綱)の「引退会見」がそれだ。協会執行部と長きにわたる対立の末、同年3月に告発状を内閣府に提出。これを問題視した協会から、2階級降格処分を食らった。会見を行ったのはその半年後だった。

「会見では『告発状を事実無根と認めないと廃業せざるを得ないという、有形無形の圧力があった』と協会執行部をヤリ玉に挙げ、自分に非がないかのように語っていた。もっとも、告発状は貴乃花に都合のいいように書かれた、我田引水のオンパレード。協会は告発状の内容を否定したが、だからといってそれを認めなければ廃業なんて言っていない。後日、協会は改めて会見を開き、貴乃花の言葉をひとつひとつ、否定する羽目になった。白鵬も貴乃花ほどではないが、協会に長く在籍。あることないこと含め、9日はどんな爆弾発言が出るのか、協会執行部は戦々恐々ではないか」(当時を知る親方)

 すでにネットなどでは白鵬を擁護する声が多く、会見の内容次第ではファンの怒りの矛先が協会にも向きかねない。

 後輩横綱の門出に水を差した白鵬。貴乃花騒動同様、今回もタダでは終わりそうにない。

  ◇  ◇  ◇

 白鵬の評判は角界の間でもすこぶる悪く、今回の一件ではそのスカスカの人望が露呈した。同じ一門からも庇うような声は出なかったという。いったいどういうことか。その悲惨すぎる状況とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  2. 2

    国分太一だけでない旧ジャニーズのモラル低下…乱交パーティーや大麻疑惑も葬り去られた過去

  3. 3

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  4. 4

    参院選千葉で国民民主党に選挙違反疑惑! パワハラ問題で渦中の女性議員が「証拠」をXに投稿

  5. 5

    石破首相の参院選応援演説「ラーメン大好き作戦」ダダすべり…ご当地名店ツラツラ紹介も大半は実食経験ナシ

  1. 6

    ホリエモンに「Fラン」とコキ下ろされた東洋大学の現在の「実力」は…伊東市長の学歴詐称疑惑でトバッチリ

  2. 7

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  3. 8

    参院選終盤戦「下剋上」14選挙区はココだ! 自公の“指定席”で続々と落選危機…過半数維持は絶望的

  4. 9

    外国人の「日本ブーム」は一巡と専門家 インバウンド需要に陰り…数々のデータではっきり

  5. 10

    「サマージャンボ宝くじ」(連番10枚)を10人にプレゼント