元横綱白鵬の「6.9暴露会見」に相撲協会戦々恐々…あることないこと含め、どんな爆弾発言飛び出すか
貴乃花の前例
前例がある。2018年9月25日に行われた、貴乃花親方(元横綱)の「引退会見」がそれだ。協会執行部と長きにわたる対立の末、同年3月に告発状を内閣府に提出。これを問題視した協会から、2階級降格処分を食らった。会見を行ったのはその半年後だった。
「会見では『告発状を事実無根と認めないと廃業せざるを得ないという、有形無形の圧力があった』と協会執行部をヤリ玉に挙げ、自分に非がないかのように語っていた。もっとも、告発状は貴乃花に都合のいいように書かれた、我田引水のオンパレード。協会は告発状の内容を否定したが、だからといってそれを認めなければ廃業なんて言っていない。後日、協会は改めて会見を開き、貴乃花の言葉をひとつひとつ、否定する羽目になった。白鵬も貴乃花ほどではないが、協会に長く在籍。あることないこと含め、9日はどんな爆弾発言が出るのか、協会執行部は戦々恐々ではないか」(当時を知る親方)
すでにネットなどでは白鵬を擁護する声が多く、会見の内容次第ではファンの怒りの矛先が協会にも向きかねない。
後輩横綱の門出に水を差した白鵬。貴乃花騒動同様、今回もタダでは終わりそうにない。
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白鵬の評判は角界の間でもすこぶる悪く、今回の一件ではそのスカスカの人望が露呈した。同じ一門からも庇うような声は出なかったという。いったいどういうことか。その悲惨すぎる状況とは。
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