古江彩佳プロ入り初の2試合連続予選落ちも「ボヤ」で鎮火…負の連鎖を回避した修正力はさすが
ボヤ(微妙なズレ)のうちに消しておけば大火事(スランプ)は避けられるといいますが、このパターンで復調に時間がかかるか、先が見えなくなる選手は多いのです。
今大会の古江は昨年に引き続いての惜敗でしたが、ボヤで消して、即V争いに絡む修正力には感心しました。
4月のシェブロン選手権でメジャータイトルを手にした西郷は、全米女子オープンでも優勝を争っての4位。今回は2日目3番でアルバトロスが飛び出し、65と爆発して2位へ浮上。最終日はスコアを伸ばせなかったものの、上位争いの常連になりつつあります。次戦をスキップして臨む19日開幕の全米女子プロ選手権も楽しみです。
国内男子ツアーのメジャー「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」を制した蝉川泰果と堀川未来夢の優勝争いは見応えがありました。舞台の宍戸ヒルズCC西Cは、「日本一難しい」といわれる17番パー4(481ヤード)が象徴的ですが、ドラマを生むのはプロの技を引き出すホールレイアウトとセッティングなのです。