ドジャース指揮官が予言した「大谷6月低迷」に現実味…本塁打量産どころか“ゴロキング”に
長打が出づらいチームとの連戦に突入
実際、6月に入っても、低めに手を出すのは相変わらず。今月のゴロアウトとフライアウトの比率を示すGО/AО(1以上でゴロアウト型)は1.86(11日現在)とゴロアウトが多くなっている。
パ軍のエース右腕シースと対戦した前日11日の打撃が典型的だった。大谷はシースの低めの変化球に苦戦して、最初の2打席は空振り三振と二ゴロ。五回の第3打席で低めのナックルカーブを仕留めたが、打球は上がらず、一、二塁間を抜ける単打だった。
しかも、ド軍は明日から移動日を挟んでジャイアンツ、パドレス、ナショナルズと10連戦。チーム被本塁打数はジャイアンツがリーグ最少の46本、パドレス、ナショナルズとも64本で同5位タイ。月末に3試合組まれているロイヤルズ(66本=ア・リーグ4位タイ)も含めて被本塁打数が少なく、長打が出づらいチームとの対戦が控えているだけになおさらだ。
指揮官の不安が的中すれば、年間のうちで最もパフォーマンスを発揮するはずの6月は本塁打を量産するどころか、ゴロキングに終わるかもしれない。
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ところで、いまや本場米国でメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が高いという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てなさそうなのか。その「3つの理由」とは。
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