浦和レッズが“世界クラブ王者決定戦”に出場できたカラクリ…2006年以来Jリーグ優勝がないのにナゼ?

公開日: 更新日:

「浦和のCWC出場に違和感が拭い切れないのは、22年ACLにJリーグ王者として参加していないことも挙げられる」と、あるサッカー関係者が続ける。

「22年ACLの日本の出場枠は3。21年Jリーグで優勝した川崎フロンターレ、2位の横浜マリノス、そして天皇杯優勝の浦和がACLに参加。この中で浦和が決勝まで勝ち上がり、決勝で連覇を狙ったアルヒラルを下してACL王者となった」

 今大会は、欧州で今季リーグ王者となった英国の強豪リバプール、スペインの名門バルセロナが不参加。リアルタイムの実力をきっちり反映していないのは確かだ。

「この羊頭狗肉ぶりがCWCチケットの売れ行き低迷にもつながっている」(前出の関係者)

 浦和とリバー・プレートとの一戦は0-2で迎えた後半13分、MF松尾佑介が落ち着いてPKを決めて1点差。その後も相手ゴールに何度も迫ったが、終わってみれば南米の名門クラブ相手に1-3の力負けとなった。

  ◇  ◇  ◇

 

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘