メジャー挑戦焦る岡本和真に「巨人4番の呪い」…ヤクルト村上は今季出場1試合でもポスティング容認
■今オフがポスティングのタイミングのはずが…
同じような立場の主砲が巨人にもいる。5月6日の阪神戦の守備で打者走者と交錯、左肘靱帯損傷で離脱している岡本和真(28)である。
「岡本のメジャー志向はチーム内でも周知の事実で、昨オフの契約更改後の会見では、『昔から憧れていた場所、目標にしている場所でもある。毎年、上を目指してやっている。野球をしていたらそういう目標をみんな持っている。僕もそのひとり』と初めて公の場で口にした。その時点で岡本は、順調にいけば2026年シーズン中に海外FA権を取得するため、その前年、つまり今季終了後がポスティングのタイミングとされた。村上と決定的に違うのは、球団が岡本の思いに理解を示しながらも、確約も容認もしていないこと。ポスティング申請をするもしないも、その権利はあくまで球団にあり、巨人はチーム事情を最優先としている。例えば日本一奪回、あるいは後任の4番にメドがつくなど、その時々のチームの状況による。球団の判断は流動的なのです」(マスコミ関係者)
だとすれば、今季のチームの状況では岡本のメジャー挑戦は極めて厳しい。