巨人の「野球ベタ」がデータで如実に…攻撃面は八方塞がり、失策数はリーグワースト
攻撃力がないなら、投手陣を中心に守りたいところ。リーグ優勝を奪回した昨季は、58失策でリーグ最少。投手陣もさることながら、鉄壁の守備陣がチームの根幹を支えていた。基本的に守備は堅いのが伝統だが、今季はそれが揺らいでいる。
「東京ドームという守りやすい人工芝の本拠地にもかかわらず、45失策でリーグワースト。守備が難しい土の甲子園を使う阪神の32を大きく上回っているのは深刻です。昨季ゴールデングラブ賞の一塁・岡本、三塁・坂本が長く不在だった影響でしょう。さらに、守備力の高い遊撃・門脇も打撃不振でレギュラーを剥奪された。新たに遊撃に入る泉口がリーグワースト2位の7失策など、内野に経験の浅い若手が入っていることが要因とみられます」(同)
巨人が勝ち切れないのは「野球ベタ」が原因。追える要素が乏しいだけに、首位阪神との6.5ゲーム差はギリギリのラインかもしれない。
◇ ◇ ◇
絶好調の山崎と対照的なのがエース戸郷翔征だ。度重なる炎上で今季2度目の二軍落ちとなったが、状態はあの田中将大よりも「遥かに深刻」だという。いったいどういうことか。戸郷が抱える「大問題」とは。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。