DeNA自滅で藤川阪神高笑い 棚ぼた快勝がもたらすシーズン終盤戦の「精神的優位」
一方、敗れて首位阪神とのゲーム差が6.5に開いたDeNAの三浦監督は、「七回に点を取れなかったのが響いた。すいません」と悲壮感タップリである。
「藤川監督は笑いが止まらないのではないか。阪神にとってDeNAはかなりの脅威。昨季は3位からCSを勝ち上がり、下克上日本一を達成。今季は守り勝つ野球への転換を図り、試合前時点で先制点を挙げた試合は27勝4敗3分けとリーグ屈指の勝率を誇っていた。一方の阪神は逆転負け15度、サヨナラ負け5度はともにリーグワースト。1点差試合も12勝16敗と苦戦していた。シーズン終盤まで優勝争いがもつれ、DeNAとの接戦になれば、阪神はむしろ分が悪いと見る向きもあった。そんな中、藤川監督は三浦監督の采配ミスによる自滅で勝ちが転んできたわけですからね。精神的に優位に立っても不思議ではない」
とは、阪神OBだ。
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ところで、ここにきて藤川監督の報道陣への態度が「急変」したと話題になっている。以前は情報管理を徹底し、必要最低限のコメントしか発しなかったが、交流戦終盤からは長時間にわたって雑談も交わすなど、明らかに様子が変わったという。いったい何があったのか。その“心境の変化”の裏にあるものとは。
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