大の里が名古屋場所で直面する「新横綱」2つの試練…昇進直後Vは1949年から5人だけ

公開日: 更新日:

 角界OBは「肝心の土俵も心配です」と、こう続ける。

大の里は『詰めの甘さ』がネック。立ち合いから一気に土俵を割らせることができればいいが、勝ち急ぐと途端に腰が上がり、最後の一押しができなくなる。豊昇龍には不戦勝を含め2勝6敗だが、負けた相撲のほとんどが土俵際で逆転されたもの。全勝優勝がかかっていた先場所の千秋楽で豊昇龍にぶん投げられたのも、勝負を急いでスキをつくったから。相手を押し込んでも気を抜かず、腰を落としてじっくり攻めるーー。そんな余裕が欲しいところだが、ただでさえ重圧がかかる新横綱場所ですからね。一度にあれもこれもと求めるのは酷でしょう」

 本領発揮は来場所以降、となるかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、大相撲といえば元横綱白鵬の退職騒動が話題だが、先日突然飛び出した「皇帝の末裔発言」は角界で失笑の渦を巻き起こしているようだ。いったいどういうことか。なぜ白鵬は白い目で見られているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇

  2. 2

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 3

    山﨑賢人&広瀬すず破局の真偽…半同棲で仕事に支障が出始めた超人気俳優2人の「決断」とは

  4. 4

    福山雅治「ラストマン」好調維持も懸案は“髪形”か…《さすがに老けた?》のからくり

  5. 5

    永野芽郁&橋本環奈“自爆”…次世代女優トップは誰だ?畑芽育、蒔田彩珠、當真あみが三つ巴

  1. 6

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  2. 7

    ご都合主義!もどきの社会派や復讐劇はうんざり…本物のヒューマンドラマが見たい

  3. 8

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  4. 9

    二階堂ふみ&カズレーザーの結婚に続くか? 広瀬すずにも囁かれる「まさか」のサプライズ

  5. 10

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言