明大・毛利海大 日米大学野球の快投で今秋ドラ1候補に急浮上…阪神、ソフトバンクが興味津々

公開日: 更新日:

 この左腕が人気を集める理由は他にもある。

阪神1位の伊原陵人(24=NTT西日本)の活躍です」とは、前出のスカウト。

「中継ぎからスタートし、先発ローテに定着。5勝2敗、防御率1.51で新人王を射程圏に捉える左腕は、170センチと小柄ながら、キレのある直球とストライクが取れる数種類の変化球を武器に勝ち星を重ねている。昨秋ドラフトで阪神が外れ1位指名した際には、『1位の実力じゃない』との声も聞かれたものの、伊原の成功によって今秋ドラフトは、『伊原タイプ』の技巧派左腕が人気を集めそうです。毛利はその中でも最上位の位置づけといえます」

 アマ時代に左の技巧派として鳴らした西武隅田知一郎、阪神の伊藤将司らもプロで結果を残しており、毛利も成功の確率が高いというわけだ。

「伊原、伊藤で成功した阪神や、毛利の地元・福岡が本拠地のソフトバンクあたりがマークしている」とは、パ球団スカウトだ。

  ◇  ◇  ◇


 大学野球と言えば、多くのプロを輩出している大商大がいま、大変なことになっている。冨山監督が“悪質犯罪”で逮捕されたかと思えば、その直後に今度は今秋ドラフト候補の捕手が「女子中学生への性犯罪」で警察に捕まったのだ。いったい大商大で何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…、【さらに読む】…では、それらについての詳報をピックアップ。野球ファンは要チェックだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  5. 5

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  1. 6

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  2. 7

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  3. 8

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  4. 9

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  5. 10

    阪神・藤川監督が報道陣と連日の長話…“豹変”の裏に株主総会での「リーダーの資質ナシ」痛烈批判

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった