山本由伸にドジャース首脳陣が期待するポストシーズン「中4日フル回転」…佐々木朗希は計算立たず
球団史上初のワールドシリーズ連覇へ
ド軍投手陣は投打のリアル二刀流に復帰した大谷、右肩炎症で離脱していたグラスノーが戦列に戻った。8月上旬には左肩炎症のスネル、右肩のインピンジメント症候群の佐々木朗希も8月下旬の復帰を目指している。シーズン終盤を前にローテの頭数は揃うものの、大谷も含めて長いイニングをこなせるかどうかは未知数。今後はエース級の働きを続けている山本中心のローテになるのは当然だ。
ド軍はレギュラーシーズンでは、先発投手の登板間隔に余裕を持たせている。各投手の負担を減らして故障を防止するためだが、特にポストシーズンはそのシーズンで最も信頼できる投手を短い登板間隔で投入する傾向がある。
昨季、チームトップの13勝をマークした右腕フラーティ(現タイガース)はポストシーズンでローテの中心を担い、中4日で2度のマウンドに上がった。
球団史上初のワールドシリーズ連覇がかかる今季は山本にポストシーズンでのフル稼働が求められるのは言うまでもない。大一番の予行演習として今後は中4日での登板が増えそうだ。
なお、22日に登板した際、左前腕部の異常を訴えて退いた救援投手のタナー・スコットが負傷者リスト入りした。
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ところで佐々木朗希の先発ローテへの復帰構想が浮上しているが、それが思わぬ“火種”になりかねないという。離脱の原因とされた症状についても、現地では「もう痛くない説」まで飛び交う始末。いったいいま、何が起きているのか。
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