大谷翔平を襲うレッドソックス“ブチ切れFワード”右腕の内角攻め…古巣ドジャースへの恨み計り知れず
ド軍生え抜きだったため、当初は「引退するまでロサンゼルスでプレーしたかった」と心情を吐露しつつ、米東部のケンタッキー州出身であることから「自分にはロスのような西海岸よりもボストンやニューヨークなどの東海岸の方が合っていると思う。大学(バンダービルト大学=テネシー州ナッシュビル)もそうだったし」と未練を断ち切るように話した。
今季、ビューラーは新天地で持ち前の強気な投球に磨きをかけ、これまで以上に内角で勝負するケースが増えた。当然、死球も多く、ここまで8個はアスレチックス・セベリーノ(12個)、ブルージェイズ・バシット(10個)らに続いてリーグワースト6位タイ。ド軍時代にも時折見せた気性の荒さは相変わらずで、今年5月のメッツ戦では球審の判定に納得できず、マウンド上でブチ切れ。Fワードを浴びせて退場を宣告された。
自身の再契約を見送った古巣への恨みはいまだに根強く、登板予定の3戦目は大谷によるメジャータイ記録の8戦連続本塁打がかかるだけに、厳しい内角攻めを徹底しそうだ。
レッドソックスの「バンビーノの呪い」は有名だが、今回の大谷は「胴上げ投手の呪い」にてこずるかもしれない。