パドレス・ダルビッシュ有が節目の勝利でまさかの発言 大谷ドジャースへの敵愾心を剥き出しに

公開日: 更新日:

完全復活に向けて手応え

 チームは首位ドジャースと3ゲーム差の地区2位、ワイルドカード争いで首位カブスと5ゲーム差の3位。2年連続ポストシーズンどころか、2006年以来19年ぶりの地区優勝を狙える位置につけている。

 ダルは大谷と山本由伸が入団した昨年以来、ド軍への並々ならぬライバル心を隠さない。近年はジャイアンツに代わって宿敵と位置付けるサンディエゴの地元ファンが少なくないだけに、チーム内でもド軍への敵愾心は年々、高まっている。

 ダルがド軍猛追を公言したのは、完全復活に向けて手応えがあるからだろう。本人も説明した通り、腕の位置を下げてスリークオーター気味にすることで制球が安定し、直球の伸び、キレも回復。7回を76球と少ない球数でまとめて最盛期をほうふつとさせた。故障明けながら復帰後は中4日で2試合に投げており、登板間隔にも不安はない。仮に今後も中4日のローテなら、ドジャースとの2試合を含めて残り10試合に登板する見込み。

 メジャー14年目のベテランだけあって、シーズン終盤からポストシーズンでの調整法、戦い方は熟知しているだけに、パフォーマンスは十分に期待できる。

「みんなで一丸になって頑張っていきたい」と話すダルはドジャース追撃のキーマンになりそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんなダルビッシュと大谷の両天才には、「生き方」「考え方」において決定的に異なる点がある。いったいどこがどう違うのか。2人を突き動かす「原動力」とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束