ドジャース佐々木朗希はポストシーズン“プルペン待機”か…3A戦いきなり2失点、最速152キロどまり
立場的にもリリーフ起用に支障なし
ドジャースの先発ローテは現在、山本、大谷、グラスノー、スネル、カーショー、シーハンの6人。先発が余っているだけに、復帰後の佐々木の起用法について聞かれたロバーツ監督は、救援での起用を示唆しながらも「あくまでも先発として育成する」と話した。
ポストシーズンを見据えて先発陣の登板間隔を空けたり、ILに入れて温存するのはド軍の常套手段。現在の先発陣のうち、開幕から唯一ローテを守っている山本(23試合)、37歳のベテラン左腕カーショー(14試合)らを休ませ、代わりに佐々木を使うとみられるが、あくまでもレギュラーシーズン限定。佐々木はポストシーズンでローテを外れ、リリーフに配置転換される可能性はある。
佐々木は序盤に打ち込まれた3月30日のタイガース戦(初回2失点)、5月のダイヤモンドバックス戦(同3失点)の2試合以外、立ち上がりは決して悪いわけではない。今季、最速162キロをマークするなど、球威はあるだけに、救援マウンドでも十分に計算できる。
立場的にもリリーフでの起用に支障はない。マイナー契約のため、出来高払いはなく、契約で先発起用が確約されているわけではない。救援登板は可能なのだ。
完全復活を果たし、救援のマウンドで剛腕を披露できるか。
◇ ◇ ◇
そんな佐々木朗希はいま、非常に肩身の狭い思いをしているはずだ。既定路線となっている戦線復帰の裏には佐々木に心酔する編成本部長による“ゴリ押し”があるという。しかも、他の投手を押しのけてローテ入りするとなれば、現場との溝は深まるばかり。いったいどういうことか。ドジャースでいま何が起きているのか。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。