教え子2人、元巨人・清水隆行と元阪神・今岡真訪の「まさか」の関係

公開日: 更新日:

「危ない!」

 ベンチからこんな声が上がった瞬間、中堅手の谷川明久と右翼手の清水が激突。吹き飛んだのは4年生で4番を打っていた谷川の方だった。

 清水は足を打撲した谷川に代わって、次の試合から4番を務めた。

 因果は巡るという。1年後、今度は清水がケガをして4番の座を追われた。開幕前日にマネジャーの運転する車が交通事故に。同乗していた清水は足のかかとを切り、春のシーズンをほぼ棒に振った。このとき清水に代わって4番を打ったのは新入生でのちに阪神に入団した今岡誠だ。

 清水は1年後、またしてもケガをした。

 3年生になる直前の3月、右手小指の付け根付近を骨折した。左打ちの強打者は、引き手のこの部分を痛めるケースが多い。

 最初は骨折と気付かなかった。3月に関西へ遠征、日本生命とオープン戦をやった。清水はしきりに手首が痛いと訴えていたものの、代打ならいけるという。満塁のチャンスで打席に送ると、初球、チェンジアップを右翼場外に。特大の代打逆転満塁本塁打に、日生の投手は口をあんぐり、しまいには下を向いてしまった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    和久田麻由子は“女子御三家”の女子学院から東大へ 元NHKの先輩・膳場貴子と重なるキャリア

  2. 2

    嵐「最後の楽曲」好調の裏で起きた異変…ボイトレを続けた櫻井翔は歌声をキープ

  3. 3

    永田町で飛び交う高市首相の「健康不安」説…風邪の疑いで外交キャンセル、総理総裁の器にも疑問符

  4. 4

    高市首相が高額療養費見直しめぐり「丁寧に議論した」は大ウソ 患者団体を“アリバイ”に利用する悪辣

  5. 5

    活動停止→STARTO社退社後も“芸能界引退”はしない? 嵐リーダー大野智の“マル秘”ビジネスプラン

  1. 6

    戸田恵梨香「リブート」出演で“新ファッション女王”へ 衣装&ジュエリーがSNS席巻、松嶋菜々子超えの存在感

  2. 7

    侍Jを苦しめるNPB「選手ファースト」の嘘っぱち トレーナーの劣悪待遇に俳優・渡辺謙もビックリ?

  3. 8

    米国偏重ルールのWBCに「ふざけるな!」 MLBのカネ儲けのために侍Jが必死で戦う“ねじれ”の図式

  4. 9

    「おまえに4番を打ってほしい」石毛宏典監督は最後の試合前にこう告げた

  5. 10

    WBCイタリア代表が「有名選手ゼロ」でも強いワケ 米国撃破で予選R1位突破、準決勝で侍Jと対戦も