主力DF受難続きの森保Jに“34歳の救世主” 谷口彰悟が3連勝&2試合連続ゼロ封の立役者に
■高い経験値とクレバーな戦術眼
そんな主力DF受難にあって、選手生命を脅かすアキレス腱断裂から不死鳥のように蘇り、好パフォーマンスを披露している谷口は、来年の北中米W杯に向け、森保ジャパンの救世主と呼んでもいいのではないか。
元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏がこう言う。
「経験値の高さ、状況把握能力、クレバーな戦術眼などを駆使して最終ラインの中央で左右のDFを差配、DFリーダーとして素晴らしい働きを見せている。この日のボリビア戦では、大型FWモンテイロをマークする機会も多かったが、フィジカル面では分の悪い相手にポジショニングや駆け引きなど絶妙な対応を見せた。谷口の存在は、森保監督にとって心強いはずです」
試合は前半4分、MF鎌田大地の左足ボレーシュートで先制すると、後半にFW町野修斗、MF中村敬斗が追加点。守っては谷口を中心とした守備陣が、14日のガーナ戦に続いてボリビアの攻撃をゼロ封した。ベテランの守備の要が、森保ジャパンの“アキレス腱”を解消しつつある。
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