「遅刻横行」「新入生は練習禁止」…かつての神村学園を変えた小田監督が語った指揮官の矜持

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「(通りがかった部員に)おい、監督厳しいか?」

 部員「はい、愛のある厳しさだと思います」

「よう言うわ(笑)。できた回答やなあ。いい回答ありがとう(笑)。でも、実際厳しいと思いますよ。誰でもそう言うと思います。当たり前のことを当たり前にやらないことには厳しくします」

 ──練習時間も相当長いのでは?

「午後3時過ぎから、3時間くらいですね。それから食事、点呼、掃除。夜の8時過ぎから9時半くらいまで夜間の課題練習をします」

 ──課題練習とは。

「自分で自分の今やらなくてはいけないことを探し出し、その練習をする。だから全員、練習内容は違います。僕やコーチは基本、あれをやれと指示はしません。自分で自分をコーチングし、課題を与えることが大切なんです。重要なのは自主性と主体性。自主性とは『誰かに言われてから、自分で考えること』で、主体性は『誰かに言われなくても、自分で考えてやること』です。中には楽なことや、自分がしたい練習をする子もいます。でも、それは自分勝手。厳しく指導してくれる人が減った現代だからこそ、自分で考えて動き、自分で自分に厳しくする必要がある」

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