「遅刻横行」「新入生は練習禁止」…かつての神村学園を変えた小田監督が語った指揮官の矜持

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 ──以前、一軍の練習試合中、二軍の選手たちを説教していたこともあったそうですね。

「そういえば、そんな記憶もありますね。誰かに何かを伝えることは、言うタイミングも大事なんです。その時、その場でなくては意味がないこともある。たとえ試合中でも、です。でも、その時は一軍をほったらかしにしていたわけじゃありませんよ。試合も大事なので、そっちも見ながら『お前、何やってんだ!』と声を飛ばして、二軍のこっちも注意しつつ……。そんな感じだったのを覚えていますね」

 ──それでも中には「野球さえ上手ければ日常生活なんて……」という子もいませんか?

「いますけど、それで社会に出て一番困るのは自分です。卒業して5年10年経って、『監督が言っていたのはこれか』と気付いてくれたら、それでもいい。それが僕の仕事でもある。もちろん、今気付くのが一番ですけど、僕だって学生時代は日常生活の大切さなどは理解していませんでしたからね」

 ──厳しい監督と言われませんか?

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