藤川監督の葛藤との戦い 「投げれば快投」髙橋遥人の扱いに阪神ベンチ揺れる

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 早くも無双状態だ。

 12日の中日戦に先発した阪神髙橋遥人(30)が今季2度目の完封勝利。散発5安打、10奪三振の快投で、中日打線を寄せ付けなかった。

 今季3試合目の登板で失点はわずかに1。防御率0.38と圧巻の投球を続けている。

 日本球界トップクラスのポテンシャルを持ちながら、度重なる故障に悩まされてきた髙橋。当初は登板後に登録抹消し、十分な間隔を開けて先発させる構想もあった。だが、今季初登板となった3月28日の巨人戦で112球の完封勝利を挙げると、中7日で4月5日の中日戦に先発。スポーツマスコミはわざわざ、「藤川監督、髙橋を抹消せず」と報じたほどだ。 阪神OBが言う。

「この日の中日戦は今季初の中6日登板。抹消どころか、間隔を詰めて投げさせたうえに、123球の完封です。よほど状態がいいのでしょうが、このペースでローテーションを回していくというのは考えにくい。なにしろ、ずば抜けた素質を持つ一方、昨季までの入団8年間で一度もシーズンを完走したことがない。常に故障リスクを考慮しながら投げさせなくてはいけないことは分かっていても、“投げれば快投”ですから、ベンチの判断も揺れる。髙橋に関しては、藤川監督も葛藤との戦いということになります」

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