ブラジル戦に勝つ確率は「10%が妥当」…森保ジャパン超劣勢の下馬評を覆すための"4つの条件"
試合の趨勢を大きく左右する2人
サッカージャーナリストの藤江直人氏は「ビニシウスを封じるのに3バックの右・冨安と右ウイングバック(WB)の堂安律(28=フランクフルト)の連係プレーが不可欠となります」という。
「攻守にエネルギッシュに躍動し、森保ジャパンの屋台骨を支えている堂安が、ここまで見せてきた献身性を発揮して冨安との息の合ったコンビプレーでビニシウスを無力化したい。ボランチには絶好調のMF田中碧(27=リーズ)とスウェーデン戦に温存された佐野海舟(25=マインツ)を起用。特に田中は今大会フィジカルもメンタルも高い次元で安定し、攻守にわたって素晴らしいプレーを披露している。日本は守勢に回る時間帯が多くなるだろうが、このボランチ2人の踏ん張り具合が、試合の趨勢を大きく左右するでしょう。さらにGK鈴木彩艶(23=パルマ)のパフォーマンスにも注目です。1996年アトランタ五輪のブラジル戦<マイアミの奇跡>の立役者のひとり、GK川口能活(現・磐田GKコーチ)のような神がかり的なビッグセーブの連発を期待したい」(藤江氏)
森保監督は、決勝T1回戦の相手をブラジルと想定。日本の右サイド系選手を26日のスウェーデン戦に出さないという<秘策>を講じたともっぱら。ビニシウスと相対する冨安と佐野を休ませ、さらに堂安を後半21分にベンチに下げてフル出場を回避した。堂安に代わって出場したFW伊東は、シャドーの右で先発が想定されている。日本の右サイドの強化のために伊東もプレー時間を短くして疲弊度を軽減したのだ。
スペインの有力メディア「マルカ」が、独自の算出方法でW杯の優勝予想を報じた。それによると①アルゼンチン②スペイン③フランス④イングランド⑤コロンビア⑥ブラジル……と続いて日本は前回大会4位のモロッコと並んで15位だった。ちなみに決勝T1回戦のブラジル戦に勝利する確率は36.2%だった。
劣勢が予想される森保ジャパン、下馬評を覆すことができるか──。


















