初代なでしこ監督が「史上最悪」と酷評 サッカーを“冒涜”したW杯はどこへ向かうのか
決勝チケットは「最低価格148万円」「最高価格1700万円」
決勝のチケットの天文学的な高騰ぶりも、あまりにも非常識過ぎると批判の的となっている。
FIFAは、今大会からチケット販売プラットフォームを設け、チケットのダイナミック・プライシング制(イベントの人気度、需要、在庫などの諸条件に応じてチケット価格を高頻度で変動させる)を採用。値段が一気に高くなり、これに手数料を含めた割高なリセール制が拍車をかけた。
決勝の顔合わせがスペイン-アルゼンチンに決まるとチケットは「最低価格148万円」「最高価格1700万円」に跳ね上がった。その手数料もFIFAが懐に入れるというのだから、常軌を逸している。
「4年後の100周年記念大会はスペイン、ポルトガル、モロッコ、そして第1回開催国のウルグアイのほか、アルゼンチン、パラグアイの3大陸・6カ国での開催が決まっています。併せて出場国を64カ国に拡大する案が急浮上と言われていますが、今後の検討課題ではなくて『既に確定している案件』と言っていいと思います。参加国が増えることは『弱小国がW杯出場を目指すモチベーションになる』というプラス要因もあり、今大会で言えば初出場のカボベルデの健闘ぶりが、W杯の関心度を高めたことも事実です。しかし、質の低い試合が増えるのは間違いなく、各大陸ごとの予選自体の緊迫感も薄れてしまう。結果的にサッカー全般に対する関心が低下することも懸念されます」(元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏)
ガーナ代表を率いたカルロス・ケイロス監督も「出場チームが多過ぎると大会が平凡で陳腐なものになる」と警鐘を鳴らす。W杯サッカーを利用して政治力を誇示したいだけのトランプ大統領に追従笑いを浮かべているインファンティーノ会長に聞く耳はあるか──。


















