JGTOの残念すぎる体たらく…選手の「営業」で試合が増えたと喜んではいられない
突然の申し出に戸惑った横山社長だが、「私どものような小さな企業がおこがましいと思いました。でも、よく考えると男子ツアーが大変なときに、旧知の堀川プロからお願いされるというのはよほどのこと。これは放っておくわけにはいかないと、ひと肌脱ぐ決意をいたしました」と語っていた。
堀川は一選手でありながら、男子ツアーにとって「営業マン」のような役目も果たしてきた。一昨年の11月には、所属先の国際スポーツ振興協会(ISPS)の半田晴久会長に「今の君が望むことは」と質問され、「日本の男子ツアーの数が減少傾向にあり、将来を夢見る若手選手たちが不安を感じています。ぜひ、2~3試合の大会を開催して元気づけていただけないでしょうか」と懇願している。その要望を聞いた半田会長は昨年8月、北海道で2試合の新規大会の開催を決断した。
プロゴルフのトーナメントにおけるプロゴルファーは舞台の役者に等しい。試合数を増やすために「営業」する姿は美談のようだが、これは主客転倒だ。
本来、その営業はツアーを管理・運営するJGTOがなすべきこと。今の国内男子ツアーにはスター選手が不在で注目度が乏しい。協力してくれる企業はなかなかない。それでも頭やあらゆる人脈を使って汗をかき、攻めの営業するのがJGTOの仕事。ところが、ジリ貧傾向に歯止めがかからない。


















