体形維持のために 海外フィギュア界が抱える「喫煙問題」

公開日: 更新日:

 今年11月、3歳の息子にたばこを吸わせたとして、父親と交際相手の女性が逮捕された。彼らはネット上に動画をアップしたことで、愚かな行為を世間に知られることになった。しかし、世の中には悪いとわかっていても、あえて子供にたばこを吸わせるところがある。海外のフィギュアスケートだ。

 あるフィギュア関係者が声を潜めてこう言う。

「フィギュアスケートは小柄で体重の軽い方が有利。特に女子選手は胸やお尻がフラットな体形の選手ほど、動きやすい。そこでたばこです。未成年の喫煙が問題視される原因のひとつは、成長ホルモンの阻害。コーチや指導者らは素質のある子にたばこを吸わせることで、子供のままの身長と体形を維持させようとする。メディアやファンの目には触れないよう、主に自宅などでたばこをふかす子は決して珍しくない」

 五輪で金メダルを獲得し、最強の名をほしいままにしたある選手は喫煙者として知られていた。困窮した生活を送っていた幼少期からコーチに喫煙を勧められていたという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?