駒大アンカーの駅伝欠場より勝った性欲…五輪選手村は?

公開日: 更新日:

 衝撃のニュースが飛び込んできた。

 今年の「箱根駅伝」で総合優勝した駒沢大学のアンカーを務めた石川拓慎容疑者(21)が、17歳の少女にわいせつな行為をした疑いで逮捕された。石川容疑者は昨年10月ごろ、マッチングアプリで知り合った当時高校2年の女子高生とホテルで性交を繰り返していたという。警察の調べに対し、「18歳だと思っていた」などと話しているそうだが、チームメートがショックを受けたのは、その「時期」ではないか。

 今回の逮捕容疑は、昨年12月20日と今年1月17日、川崎市と都内のホテルで及んだみだらな行為についてだが、12月20日といえば箱根駅伝まで2週間を切っており、出場選手にとっては大事な時期だ。しかも、当時は新型コロナの新規感染者が6日連続で2000人を超え、東京は12月に入ってからの感染者が月別で初めて1万人を超えた日でもある。

■性欲で欠場の怖さも吹っ飛ぶ

 箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟は9月に、コロナ感染拡大防止のため、当該年度の主催大会は全て無観客での実施を決定。12月8日には箱根の出場校に対し、コロナ感染対策の諸連絡として、予防策や注意点、健康状態の把握などについての同意書の提出を求めた。その中には、「感染予防策の徹底」として、「普段生活を共にしていない方との食事会はお止めください」とある。密室でのみだらな行為の感染リスクだって高いことぐらい、大学生なら容易にわかるはずだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」