「40歳からの会社に頼らない働き方」柳川範之著
■40歳を過ぎたら“複線的”に働く
世界が激しく変化を続ける今、「会社はいつまであるかわからない」と心得なければならないと説く著者が、40代、50代を過ぎても、会社を頼らずに元気に働き続けるにはどうすればよいのかを示した新しい働き方指南書。重要なのは「複線的な働き方」という発想。ひとつのことに集中するのではなく、いくつかのことにチャレンジするという複線的な働き方を選択すべきだという。そのうえで、将来のリスクとチャンスに備え、社内基準ではなく、外の基準で行う自分の「能力の棚卸し」や、現在のスキルをアップするための方法、さらに将来の転職や起業を見据えて仲間と「バーチャルカンパニー」の設立など、複線的な働き方へのステップを具体的に伝授。
(筑摩書房 720円)