「ヴィジュアル歴史図鑑 世界の鉄道」フランコ・タネル著、黒田真知、田中敦訳、岩田斎肇

公開日: 更新日:

 1813年製造の現存する最古の蒸気機関車「ビリーの汽車ポッポ」をはじめ、世界一美しい流線型のパシフィック型蒸気機関車「マラード号」、4000トンを時速110キロで牽引したアメリカの巨大な機関車「ビッグボーイ」、マハラジャ気分の旅が体験できるインドのビンテージ列車「パレス・オン・ホイールズ号」や南アフリカの「プライド・オブ・アフリカ号」などの各国の豪華観光列車、そして日本のリニアモーターカーまで、400点ものオールカラー写真で歴史に残る鉄道車両も紹介。

 鉄道ファンならずとも、眺めていると、男のDNAに埋め込まれていると思われる「鉄分」がうずきだす。
(河出書房新社 3800円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋