「コンビニ&スーパーの食品添加物は死も招く」小薮浩二郎著

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 近頃では、コンビニやスーパーの弁当やサンドイッチに「保存料、合成着色料、甘味料は使用していません」という表示がされている。企業努力で健康に良いものを作っているのだと思わされてしまうが、実は添加物の規格や表示基準のマジックである場合が多いと本書。

 例えば、ハムとチーズのサンドイッチ。原材料名を見てみると、「くん液」という表示がある。おそらくハムに練り込まれているもので、スモークしなくてもスモーク風になる添加物だ。くん液にはアルデヒド類やフェノール類などを含むものもあり、発がんの危険がゼロではないにもかかわらず、天然添加物に分類されているというから恐ろしい。

 自分の口に何が入っているのか、いま一度確かめたい。
(マガジンランド 1389円)

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