「全日本プロレス超人伝説」門馬忠雄著

公開日: 更新日:

 全日本プロレスの歴史を彩ってきた人気プロレスラーたちの評伝。

 全日本プロレスは1972年に旗揚げ。設立者のジャイアント馬場の米国武者修行時代の逸話をはじめ、彼を不動のプロレスラーに押し上げた32文ロケット砲完成秘話、日本武道館での「鉄の爪」エリックとのインター決戦など名試合の模様まで、記者として間近に接したその素顔も紹介しながら、そのプロレスラー人生をたどる。

 ジャイアント馬場の後継者としてエース街道を歩みながら病に倒れたジャンボ鶴田や、ファンに愛された覆面レスラー、ザ・デストロイヤーなど15人のとっておきのエピソードも収録。

(文藝春秋 800円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?