• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「つながる図書館」猪谷千香著

 図書館とは本を読み、借りるところというだけの認識はもう古い。いまや24時間貸し出しOKというコンビニなみの図書館もあれば田舎町なのにカフェと一体化したオシャレな図書館もある。Jリーグのチームと連携する図書館もあれば合コンを企画する地元図書館もある。そんな公共図書館の今を取材してリポートしたのが本書。

 先駆的事例として紹介されているのが「本の街」神保町のすぐそばにある千代田区図書館。ビジネスマン向けの夜間サービスをうたって07年にリニューアル開館。首都圏の大図書館の大胆な改革がその後の流れを決定づけたようだ。ほかに長野県小布施町の「まちとしょテラソ」や東京都武蔵野市の「武蔵野プレイス」などユニークな例をくわしく紹介。

 また近年、図書館への批判として浮上した「無料貸本屋」問題や、県立と市立の図書館が近すぎるというので廃館まで取りざたされた例などもくわしく実例とともに解説する。同じ佐賀県で隣接する伊万里市民図書館と武雄市図書館が正反対のやり方で問題提起したことを取り上げた章も読みでがある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    浮いた話もなし…波留の“私生活”がベールに包まれるナゾ

  2. 2

    90年代はやりたい放題だった…とんねるずへのノスタルジー

  3. 3

    野田聖子氏周辺に疑惑 仮想通貨「GACKTコイン」接点は?

  4. 4

    乃木坂46白石麻衣 不可解なドタキャン騒動に大ブーイング

  5. 5

    なぜ? 「大阪万博」スポンサーに米国カジノ企業が次々と

  6. 6

    安倍首相を守り栄転 太田理財局長は“論功行賞”で主計局長

  7. 7

    広島追撃にキーマン不在…巨人・坂本は長期離脱の可能性も

  8. 8

    安倍首相を悩ませる 金正恩の「拉致問題」への対応一変

  9. 9

    高校の同級生の三浦友和 清志郎にRC再結成を持ちかける

  10. 10

    ユニクロの狙いは? フェデラーと“10年300億円契約”の意味

もっと見る