「三陸鉄道 情熱復活物語 笑顔をつなぐ、ずっと…」品川雅彦著

公開日: 更新日:

 東日本大震災の壊滅的被害から復活した三陸鉄道の3年の軌跡を追ったルポルタージュ。

 あの日の夕方、社長の望月の指示で宮古駅ホームに残っていた車両内に災害対策本部を設置。乗客の無事を確認する一方で、施設管理の担当者はいち早く保守工事や信号・通信工事を担当する各社に被害調査を依頼。被災2日後の早朝から北リアス線の被害状況を見て回った望月は、運行本部長の反対を押し切って4日後からの部分運行を決定する。

 それは赤字路線ゆえに復旧に時間がかかれば不要論が出てくると考えたからだ。社員、沿線住民、地元自治体が一丸となった全線再開通までのドラマを追う。
(三省堂 1500円)

【連載】土曜あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る