「人生の悩みはお風呂で消える」小山竜央著

公開日: 更新日:

 真面目に頑張っている人ほどストレスに苦しめられがちな現代社会。つらい気持ちを癒やしながら、人生を前向きなものに変えてくれる場所が、他でもない「お風呂」であると本書。

 たまった悩みをクリアにするには、瞑想によって自分を客観視するのが効果的だが、これに最も適しているのが、ひとりになって静かにリラックスできるお風呂なのだ。

 まず、浴室に向かう前に5分ほどで頭の中に悩みをリストアップしておく。そして、湯船のお湯は汗をかかない程度のぬるめにし、時計や給湯器パネルなど時間が分かるようなものは隠しておくのがいい。

 心地良い空間で自分と深く向き合うことで、思考がシンプルになり、“悩みぐせ”も解消されることだろう。

(KADOKAWA 1300円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"