「血管を強くする歩き方」木津直昭、稲島司著

公開日: 更新日:

 運動習慣がない人はある人と比べて3・4倍も死亡率が高く、ゆっくり歩く人は速く歩く人より血管疾患での死亡率が2・9倍も高くなることが分かっているという。健康で長生きするためには、速歩きの習慣をつけて血管を丈夫にしておくことが大切だとする本書では、体に負担のかからない正しい歩き方を伝授している。

 まず、歩く前に姿勢を正しくする必要がある。背骨や骨盤が歪んだままで歩くと、関節などを痛めるためだ。柱の角に背中を付けて立ち、胸を開きながら肩甲骨を回すエクササイズを行うことで、速歩きに適した姿勢が身に付く。

 5秒間で10歩を目安に20分以上の速歩きができるようになれば、血管を若く保ち病気を寄せ付けない体になるはずだ。

(東洋経済新報社 1400円)

【連載】気になる新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?