「叛徒」下村敦史著

公開日: 更新日:

 新宿警察署の中国語担当の通訳捜査官・七崎は、2年前、同じ仕事をしていた義父が取り調べ中に行った不正を見過ごすことができず告発する。法廷で違法行為を認めた義父は自殺。以来、同僚らの冷たい視線を浴び、妻との関係も悪化していた。

 ある日、歌舞伎町の路地で他殺体が見つかり、通報者の中国人・王の事情聴取に同席。王の話では逃走した犯人は、背中に龍が描かれた水色のジャンパーを着ていたという。帰宅した七崎は、無断外泊した中学生の息子・健太の部屋で王の証言通りの血まみれのジャンパーが隠してあるのを見つける。

 昨年度江戸川乱歩賞受賞作家の待望の第2作。

(講談社 1600円+税)


【連載】土曜あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒