「今井舞がゆく!気になる『あそこ』見聞録」今井舞著

公開日: 更新日:

 特殊な人々が集まる聖域。存在は知っているが、あえて訪ねることはなかったそんなスポットに出かけてみる突撃ルポ。

 最初に選んだのは「アムウェイ・プラザ東京」。「最もメジャーな○○○講」のイメージを抱きつつ訪ねたその本社ビル1階ロビーは、平日の昼下がりでも結構な賑わい。しかし、販売コーナーやサービスカウンターのスタッフは、購買意欲をちらつかせる著者に、会員の紹介が必要だと鉄の掟を振りかざし、相手にしてくれない。「カモ」はあくまでも自分たちで選び出すのが彼ら流だと悟る。その他、豪華客船の見学・説明会や、石川遼の父親の講演会、天皇誕生日一般参賀など、非日常な27のスポットを巡る。

(新潮社 1200円+税)

【連載】土曜あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束