怪奇・魔界編

公開日: 更新日:

「カンナ 京都の霊前」高田崇史著

 出雲の老人と面会を果たした竜之介は、諒司に導かれ京都へと向かう。出雲の老人から全面的な支援を約束されたものの、自分が月読尊の月神を奉斎する集団「玉兎」の血を受け継ぎ、天皇の地位に就いてもおかしくないほどの人間であることがいまだに信じられない。

 そして、伊賀・出賀茂神社の跡取りの甲斐は、自分をかばって毒矢を受け、意識不明が続く婚約者の聡美に心を残しながらも父、そして貴湖の祖父・丹波らに命じられ、京都に向かう。月読神社の裏手の山中に玉兎の本部があり、そこにいるはずの諒司と竜之介の動向を探れと言うのだ。

 カンナ・シリーズ完結編。ついに出賀茂神社の社伝「蘇我大臣馬子傳暦」の秘密が明らかになる。

(講談社 640円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網