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「古代史研究の最前線 邪馬台国」洋泉社編集部編

 江戸時代の本居宣長と新井白石の論争から始まり、今なおさまざまな説がある邪馬台国研究の分野。魏志倭人伝や日本書紀などの文献からのアプローチや、遺跡や考古遺物からの研究で畿内説と九州説の2大候補地の所在地論争が勃発した後、長崎県島原半島説、甘木・朝倉説、宇佐説、徳島説、吉備説、出雲説、安房説など50以上の候補地が登場し、ついには「邪馬台国はなかった」という説も出現する状況下にある。各分野の第一線の研究者による本書は、魏志倭人伝の読み方から邪馬台国前後の時代への考察、記紀や考古学や東アジア史との関連性などにも言及。古代史の全体像を浮かび上がらせながら、日々更新されていく邪馬台国研究の今に迫る。(洋泉社 1600円+税)


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