• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「里海資本論」井上恭介・NHK「里海」取材班著

「里海」とは、「人手が加わることによって、生物多様性と生産性が高くなった沿岸地域」のこと。瀬戸内海生まれのこの考え方は、海洋資源枯渇や汚染など海の問題の解決法として急速に海外にも広がりつつある。

 1970年代、瀬戸内海では沿岸のコンビナートから流れ込む工場排水による汚染で、年間300回近くも「赤潮」が発生。その瀬戸内海の救世主となったのが、浄水能力が高いカキの養殖だった。

 さらに漁師たちはアマモという海藻の森を海中に再生し、酸素を供給。こうした瀬戸内海の復活の取り組みに学びながら、行き詰まった20世紀型経済打開のヒントを、里海の思想に探す。

(KADOKAWA 800円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  2. 2

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  3. 3

    BTSとのコラボ中止に賛否 顔に泥塗られた秋元康“次の一手”

  4. 4

    屈辱の本拠地負け越し…巨人が東京ドーム嫌いになったワケ

  5. 5

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

  6. 6

    花田家は崩壊寸前…貴乃花親方は協会批判し妻は見舞い拒否

  7. 7

    G由伸監督初の会見拒否から一夜…手負いの岡本と心中決断

  8. 8

    アマ競技で多発する不祥事 機能不全のJOCに解決できるのか

  9. 9

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  10. 10

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

もっと見る