• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「早春賦」山口恵以子著

 明治28年、20歳の菊乃は、政商の父・勝太郎の意向で、伯爵家の子息・通敬に嫁ぐ。菊乃は、一目会ったときから、通敬の得体のしれない魔性の魅力に引き寄せられる。しかし、初夜、菊乃は通敬の扱いに自分が大切にされていないことに気づく。舅の伯爵や、亡き義兄の妻・五百子らと同居する身分違いの暮らしにも馴染めない。それでも、4カ月後、懐妊した菊乃は通敬との関係が変わることを期待する。喜びもつかの間、菊乃は通敬に妾がいて、彼女が自分たちの婚礼の夜に出産していたことを知る。そのショックから流産してしまった菊乃は、泣き寝入りしたくないと、通敬らを見返してやることに。

 激動の時代、旧弊に立ち向かった女性の生きざまを描いた大河小説。(幻冬舎 1500円+税)



日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    太った? 元AKB小嶋陽菜のムッチリ体型にファン容赦なし

  2. 2

    股関節痛め広島視察中止…安倍首相に健康不安説また再燃

  3. 3

    矢継ぎ早発表もポーズ 安倍政権の被災地支援は中身空っぽ

  4. 4

    ZOZO社長とW杯決勝観戦 剛力彩芽“はじけっぷり”に心配の声

  5. 5

    障害年金は支給継続も…非情な政策を傍観した公明党の大罪

  6. 6

    忖度が世代交代の妨げに…日本が4年後W杯で払う大きなツケ

  7. 7

    静香次女コウキ ファッション業界で囁かれる“本当の実力”

  8. 8

    小泉&小沢の“異色タッグ”は政界再編の起爆剤になるのか

  9. 9

    小沢一郎氏の知恵袋が指摘 安倍政権による「内乱」予備罪

  10. 10

    映像は地味だが…「ポツンと一軒家」高視聴率で健闘のワケ

もっと見る