「魔女の封印」大沢在昌著

公開日: 更新日:

 一瞬で男の本性が見抜ける裏コンサルタントの水原に、国家安全保障局に異動した湯浅から依頼が舞い込む。しかし、ターゲットの古美術商の堂上は、自宅も分からず、店にも現れない。堂上が、京都の浄寂院の庵主・浄景尼の元に出入りしていると聞いた水原は、旧知の尼に話を聞きにいく。裏社会出身の尼によると、堂上という男は、一生関わらないで済むならそれに越したことはない人物だという。水原は、尼の紹介で堂上と面会するが、なぜか何も読み取れない。やがて堂上に関わった人間が魂を抜かれたように無気力になり死んでいることが分かる。堂上は1億人に1人という特殊な能力の持ち主だった。

 名手が描く極上エンターテインメント「魔女」シリーズ第3弾。(文藝春秋 1850円+税)




日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    マリエ覚悟の“枕営業”告発…旧態依然の芸能界に風穴なるか

  2. 2

    元ギャングに顔面の入れ墨…「消さずに生きていく」の真意

  3. 3

    マリエの告発に出川哲郎ら事実無根と否定…なぜ今、何が?

  4. 4

    五輪ありきの重点措置“乱発”の姑息…関西5府県は壊滅状態

  5. 5

    眞子さまが結婚に一途なのはチャンスは二度とないと知っているから

  6. 6

    プロに任せるは“カモネギ”状態 買ってはいけない投資商品

  7. 7

    羽鳥慎一高笑い?川島明「ラヴィット」はクセがなさすぎる

  8. 8

    松山英樹Vの“神風”生かせず…「ラヴィット!」に失望の声

  9. 9

    吉村知事がドヤ顔の大阪市「見回り隊」 成果はピント外れ

  10. 10

    オリラジ中田も株で億万長者だが…金融庁投資推奨の危うさ

もっと見る

人気キーワード