• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「大麻解禁の真実」矢部武著

 日本では大麻を所持するだけで逮捕されるが、欧米では、合法化、非犯罪化が進んでいる。本書は、米国の対麻薬戦争や、日本の麻薬対策の現場をリポートしながら、両国の麻薬規制への考え方の違い、そうした規制を生み出す文化や歴史的背景を考察する。

 米国の大麻禁止法は、1930年代、禁酒法が廃止され失業の危機にさらされた連邦捜査官を救うため、政治的に制定された疑惑があるという。一方、日本では戦前、産業用途の大麻が全国的に栽培されていたが、GHQによって突然禁止された。神道になくてはならない大麻を使わせないようにしたらしい。医療用大麻の効用などを紹介しながら、遅れた日本の薬物対策の現状を指摘する。(宝島社 1300円+税)




日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    作家・中村文則氏が警鐘 「全体主義に入ったら戻れない」

  2. 2

    菅長官が“枚方市”を誤読し大炎上…被災自治体「抗議した」

  3. 3

    9歳女児が下敷きに “違法建築ブロック塀”誰が有罪になる?

  4. 4

    高プロの仰天デタラメ実態「年収1075万円以上」に根拠なし

  5. 5

    神戸市64歳職員が1日3分の“中抜け”で厳罰減給になったワケ

  6. 6

    米朝会談後に「空白の8時間」 金正恩は何をしていたのか

  7. 7

    消防士の腕で眠る赤ちゃん…写真が急拡散したそのワケとは

  8. 8

    原発再稼働で二枚舌 新潟県知事にくすぶる“選挙違反”疑惑

  9. 9

    “大口”止まらず…本田圭佑が「結果にコミット」と独演会

  10. 10

    父の遺体をBMWに乗せて埋葬…ナイジェリア男性に非難殺到

もっと見る