「猫語のノート」ポール・ギャリコ著、西川治写真、灰島かり訳

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 愛猫家の作家が、猫の「つぶやき」を人間の言葉に「翻訳」、愛らしい彼らの写真とともに紹介したネコ本。「お友だちでしょ。心を広くもってちょうだい。あんまり怒ると、体に悪いわよ。猫に何を期待しているわけ? 聖人になれっての?とにかくダイニングルームのドアを閉めてくこと。そうすれば何の問題も起きないんだから」という一文には、食卓の上を歩く猫の写真が添えられ、納得。

 その他、「子猫でいるのも、ラクじゃないよ。ぼくみたいに心配性だと、なおさらさ。ぼく、いつだって心配している。大きくなるって、どんな感じだろう?……」と子猫の気持ちを代弁したものなど、時に詩的、時に哲学的、そしてユーモアいっぱいの猫の言葉に耳を傾ける。(筑摩書房 740円+税)

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