「ハレのヒ食堂の朝ごはん」成田名璃子著

公開日: 更新日:

 所持金30円となった27歳の深幸は、援助交際目的で見知らぬ男とホテルに入るが、寸前で恐ろしくなり逃げ出す。行く当てもなくたどり着いた吉祥寺の公園で一夜を明かした深幸は、翌朝、あまりの空腹から猫の餌に頭から突っ込んでしまう。猫に逆襲され、気を失った深幸は、猫に餌を与えていた近くの食堂の晴子と小夜に助けられる。おかゆをごちそうになったお礼に、深幸は身重の小夜に代わって配達を買って出る。配達先はホームレスのアラン会長だった。聞かずとも事情を見抜いた会長の口添えで、深幸は晴子の営む朝ごはん専門店「ハレのヒ食堂」で働き始めるが……。

 生きるのに不器用な晴子と深幸を主人公に描くハートフルストーリー。(角川春樹事務所 580円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網