• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「葵の月」梶よう子著

 志津乃は、継母の時世が進める信吾郎との縁談に乗り気がしない。かつてのいいなずけ・蒼馬が忘れられないからだった。父の惣太夫は、将軍世嗣・家斉が居住する西丸の書院番組頭で、蒼馬は父の配下で働いていた。

 3年前、次期将軍として期待されていた家治の嗣子・家基が鷹狩りの際に立ち寄った寺で出された茶を喫した直後に不調を訴え3日後に息を引き取った。家基に随行していた蒼馬は、1年後に志津乃に一言「すまぬ」と言い残し出奔。今も行方が分からない。信吾郎から蒼馬が家基暗殺の犯人として疑われていることを耳にした志津乃は、真相を求め、蒼馬の行方を捜す。

「ヨイ豊」が直木賞候補となった注目の著者による時代長編。(KADOKAWA 1700円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “被害者”が激白 塚原夫妻の無責任指導とでっち上げの実態

  2. 2

    東京、神奈川、四国…“地方票”石破氏の猛追に安倍陣営焦り

  3. 3

    体操協会なぜ切れず? 塚原夫妻“職務一時停止”本当の目的

  4. 4

    海外では国民が猛反発…「年金改悪」日本だけがやすやすと

  5. 5

    交通遺児に残された亡父の車を競売に…劇的展開に感動の嵐

  6. 6

    “塚原派”にも追い込まれ…コーチ不在の宮川紗江に引退危機

  7. 7

    トップ3は韓国勢でも LPGAは主催者に放映権を要求するのか

  8. 8

    大谷“19勝&350打席”監督予言 2年後には年俸総額150億円も

  9. 9

    追悼・樹木希林さん 貫いた“奇妙な夫婦愛”と“ドケチ伝説”

  10. 10

    右肘手術をさせたいエ軍と避けたい大谷翔平…暗闘の全内幕

もっと見る