• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「選ばれし壊れ屋たち」鹿島田真希著

 新人作家の小夜は、デビュー作は評価されたものの、2作目が書けず、担当編集者に斡旋してもらったボーイズラブ小説の応募原稿の下読みで糊口をしのいでいた。ある日、小夜を呼び出した元カレの北川が、クリエーターになると言い出す。この前まで目指していたアーティストになるのは諦めたらしい。

 大学時代、その意味深な言い回しに多くの友人たちがだまされたが、小夜はもうだまされない。読んでもいない彼女の小説を批評する北川の話を聞き流し、部屋に戻った小夜は北川という教祖を自分の中から抹殺するため、応募作の下読みに没頭する。

 北川をはじめとする周囲の壊れた人たちに翻弄されながら生きる小夜を主人公に描く青春小説。(文藝春秋 1600円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  2. 2

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  3. 3

    崩れた圧勝皮算用 安倍3選という「終わりの始まり」<上>

  4. 4

    内部留保が過去最高446兆円 貯め込んでいる大企業はココだ

  5. 5

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  6. 6

    虎最下位で金本続投白紙…後任に掛布・岡田という“断末魔”

  7. 7

    今季でクビの選手が続出? 阪神“不良債権”11億円の中身

  8. 8

    追悼・樹木希林さん 貫いた“奇妙な夫婦愛”と“ドケチ伝説”

  9. 9

    日本が「国後・択捉」領有権を主張できる根拠は存在しない

  10. 10

    大坂に体作りとコートへの集中力を促したコーチの手練手管

もっと見る